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SLテント掛け
2022年11月5日(土)SLテント掛け
通年アクティビティ「岩内運動公園 SLテント掛け」
【道新掲載・後志版】本格的な冬の訪れを前に、岩内ライオンズクラブ(LC)と町役場技師会は5日、岩内運動公園遊戯広場に保存されているD51型蒸気機関車(SL)をシートで覆う冬囲いを行った。SLは来年4月までしばし冬ごもりする。
SLは旧国鉄岩内線の歴史を伝えようと、町が1974年に国鉄から無償貸与を受け、75年から展示している。両団体は、雪や風からSLを守る冬囲いなどの管理をボランティアで86年から毎年行っている。
この日は20人余りが、冷たい風が吹く中、約1時間半かけてテント生地のシートでSLを覆い、風で飛ばされないようにひもで固定した。岩内LC会長の永井恵亮さん(70)は「みんなの協力のおかげで作業を終えられた。来春また、公園を訪れる人たちにお見せしたい」と話していた。(川浪伸介)